お口のケアで防ぐ
糖尿病
糖尿病は体内にブドウ糖を取り込むために必要な
インスリンというホルモンが効きにくい状態になったためにブドウ糖が有効に
使われず、血糖値高くなっている状態です。
糖尿病と歯周病はお互いに影響を及ぼす関係です。
脳卒中
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など、脳の血管のトラブルで起きる病気が脳卒中です
たとえ命が助かったとしても重い後遺症が残ることが多く、寝たきりの最大の原因となっています。
重度の歯周病は脳卒中の危険因子であることが多くの研究により報告されています。
2021-03-19 15:38:53
噛めることってなぜ大切?
しっかり噛めると・・・
・噛むことによって分泌される唾液が消化を助ける
・いろいろな食品を食べることで必要な栄養がバランスよくとれる
・唾液がお口の中をきれいにするためむし歯や歯周病の予防につながる
・噛むことによって脳が活性化する
・発音がよくなる
・表情がいきいきする
・食べ物をおいしく味わえる
免疫力や運動機能の低下が防げる・人と楽しく交流できる・生きる意欲がわく
↓
健康寿命が延びる
2021-03-18 17:04:53
歯周病ってなに
歯肉炎
歯肉溝(仮性ポケット)の深さは2~3mm
歯肉溝に入り込んだ歯周病菌によって
歯ぐきだけが炎症を起こしている。
歯ぐきの縁が部分的に赤く腫れるが自覚症状はほとんどない。
軽度歯周炎
歯周ポケットの深さは2~4mm未満
炎症が進行して、歯肉溝は歯槽骨の一部が
吸収した歯周ポケット(真性ポケット)になる。
歯ぐきは赤く腫れ、触るとブヨブヨする。
出血しやすい状態が続く。
中等度歯周炎
歯周ポケットは4~6mm
歯槽骨の吸収が進み、歯がぐらつくようになる。
歯の根元が露出しはじめるので、歯が長くなったようにみえ
膿の排出や口臭も現れる。
重度の歯周炎
歯周ポケットは6mm以上
歯を支える歯周組織が破壊され、
歯根が露出。歯ぐきからは膿や血が持続的にでる。
最終的には歯槽骨が大きく失われ、歯がグラグラして自然に抜け落ちる。
2021-03-08 15:05:33
唾液の大切な役割
★主な役割★
・抗菌作用
むし歯・歯周病から肺炎まで感染症から身体を守る
・再石灰化作用
脱灰で失われたミネラルの回復、歯質の保護
・浄化作用
唾液の水分と嚥下により口の中がきれいになる。
・暖衝作用
口の中の酸性化を和らげる
・粘膜修復作用
傷を治し老化を防止する神経成長因子を全体に届ける
・円滑作用
食物や粘膜を湿らせて咀嚼・嚥下・発音などの運動を円滑にする
2021-02-13 10:02:45
歯周病と生活習慣の深い関係
健康診断で高血糖、高血圧、高脂血症、肥満などを指摘されたことのある方は多いでしょう。
異常の程度が軽くても、これらは相互にからみあって糖尿病や心臓病などの生活習慣病のリスクを何倍にも高めます。
こうした生活習慣病のメカニズムに歯周病が影響しているらしいことがわかってきました。
歯周病は細菌の感染による慢性の炎症です。
細菌のつくる毒素や炎症を引き起こす物質が患部から血液中に入り、
全身に悪影響を及ぼす可能性があるのです。
一方、糖尿病や骨粗鬆症などがあると歯周病が進行しやすく治りも悪くなることが知られています。
歯周病を全身との関わりでとらえられることは歯周病の予防、生活習慣病の予防、双方にとって大切といえます。
2021-02-06 15:44:53