歯周病とは？

歯周病は、歯と歯茎を支える組織の炎症性疾患の総称です。歯周病は、歯垢（プラーク）と歯石が歯茎の周囲に蓄積され、その中に含まれる細菌によって引き起こされます。歯周病が進行すると、歯ぐきが腫れたり、出血したりする歯肉炎から、歯ぐきの周囲の骨が溶けていき、歯が支えられなくなる歯周炎に至ります。最悪の場合、歯を失うこともある怖い病気なので早期発見と適切な治療が重要です。歯の喪失は日常生活にも大きな影響を及ぼす可能性があります。さらに、心血管疾患、糖尿病、呼吸器疾患などとの関連も示唆されています。歯周病のリスクを減らすためには、定期的な検診や適切な口腔衛生が必要です。

歯周病を予防するには？

①正しい歯みがき　：　歯垢（プラーク）を除去するために、朝晩の歯みがきをしっかり行いましょう。歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどを使用して、歯と歯茎の間にたまった歯垢を除去しましょう。

②正しい歯みがきの方法　：　歯を傷つけずに効果的な歯みがきを行うために、適切な歯みがきの方法を学びましょう。どのようにみがいたら良いかわからなかったり、気になることがあったら先生や衛生士に気軽に聞いてくださいね。

③定期的な歯科健診　：　定期的な健診を受けることで、早期に歯周病を発見し、適切な治療を行うことができます。

④健康的な食生活　：　ビタミンやミネラルを豊富に含む健康的な食事を心がけましょう。

⑤タバコやアルコールの過剰摂取を避ける　：　タバコやアルコールの摂取は歯周病のリスクを高めることが知られています。できるだけ控えるようにしましょう。

これらの予防方法を実践することで、歯周病のリスクを軽減し、お口の健康の維持につながります。